夜間頻尿は、夜中の排尿のために2回以上起きなければならない悩みや状態をいいます。

夜間頻尿は、歳をとるにしたがって起こりやすくなります。
男性の場合は、前立腺炎や前立腺肥大症が原因となる場合もありますが、女性の夜間頻尿も同様に見られ、男女の差はほとんどありません。




残尿感が気になる方へ

夜間頻尿の原因

 

夜間頻尿は、加齢による腎臓機能の衰えによって、血液をろ過する働きが低下する事によって起こります。

 

また、水分の摂り過ぎ、コーヒーやお茶などのカフェインの摂取、ビールやワインなどのアルコール飲料も、多尿の原因になります。

 

そして、睡眠中に体が冷える事も、膀胱が縮む事で容量が小さくなるため、頻尿や失禁の原因になります。

 

膀胱は副交感神経に影響を受けるため、緊張感や不安感などからも尿意を感じやすくなります。

 

泌尿器に異常が見られない場合にも、このような精神的な緊張から排尿したくなるものを、心因性頻尿といいます。

 

精神的なストレスなどで熟睡できない人は、特に睡眠中の体を保温を心がけ、 心身ともにリラックスした状態で眠るようにする事が大切です。

 

【睡眠中の冷え対策に】

夜間頻尿の原因は膀胱容量の減少と夜間尿量の増加によって起こります。
夜間頻尿は慢性的な睡眠不足を引き起こすため、日中の眠気や疲労感、ストレスの原因になります。
また、夜間は部屋が薄暗いため、転倒によるケガや骨折の危険がありますので、十分注意が必要です。
inserted by FC2 system